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2007/11/16

与論砂浜三十景 26 ハキビナ

ここに着く前に、ハミゴー、シゴー、チャドゥマイと
重要な場所を過ぎるが、
砂浜ではないので、間を開けての砂浜である。
そのハキビナは、島のなかでよく知られた浜のひとつだと思う。

民話のサービマートゥイやウプドーナタが、
沖縄にお遊びに行って帰ってくるのも、この、
ハキビナに設定されていた。

Hakibina



















また、口承で伝えられた民話にも、ハキビナは登場している。

  「ハキビナ」 の地面は、盛り立てて、田の畦を作っているのに、
  水に流されてしまって、田と田との境の畦が、
  作られなくなったということである。
  そこで、島の開発祖神は、天つ神のまします天の国へ天上りされて、
  ヨモギ革の種子、ノオダキ、マヒヤア、稲、麦、豆などの種子を
  持ち帰っておいでになって、農作業をして、
  すべての諸々の農作物の作り事を、始めたということである。
  (『与論島の生活と伝承』山田実)

この伝承は、海に洗われやすいハキビナの地形の特徴を
よく捉えていてリアルだ。

それと同時に、この民話(神話)は、
与論島にとって、稲をはじめとする「農」が、
外来ものであることを示唆しているように見える。



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コメント


 26景 終盤のあとひと踏んばりですね
 
 三年前の台風の時のハキビナ前一帯は、吹き上げられた
砂で埋まってしまっていました
 
 有泉の飲み方に特殊、得意技(?)を持っていて、それ
にも負けず劣らずに特殊車輌の操縦が特技としている…
(唄待ちが長すぎて ダンディドーカ エービューシガ)
そのKさんが、その時の台風で吹き上げられた一帯の砂をユンボで掻き揚げる作業に追われていました
 まさか、ボランティアでもないでしょうが、いつものことなのか、本人はそれが使命であるかのように仕事していましたね

 むかしだったら、どうだったでしょうね
つい最近の昔のことではなくウフドゥナタやサーヴィマート
ゥイの時代は どうしていたのでしょうか
種苗を植えたところで、大変なことだったでしょう

 ユンヌの島のあちらこちらには奥深い遺産がありますが、
このハキビナには、それなりにかなり凝縮されたユンヌの島の歴史が刻み込まれて遺されているかと思われます

 ガシュクトゥドゥ ウリヨ ウリチョウではね…
意味は確かに深長ですが、意味不明なだけですよね

 残りの砂浜の探索結果のムヌガッタイを楽しみにして待っています

投稿: サッちゃん | 2007/11/16 20:56

グスクからウリチョウですかね。
Kさんにシゴーのナカダナのありかなしやを確かめたい。

 うせーらばうせーり
  ふなさばふなし
   ふなしだーぬまいやあぶしまくら

 畦をつくるための ノーダキは
    喜界島からの持込であったと西区の古老がはなしてました。

  しごーぬなかだなや
    わーがひゅーじなてぃからや
     のーだくぬむいてぃ
        あいからじなてんどー

   わたしが  めーらびえーたるばんや
     足しげく通ってくる
       おとこぶりもあったけれど
    たそがれ時になってしまった私には
        月と太陽だけが  たのしみです。

     伊波らないで   大人しくしていたい
        泡さんですが・・・。

  明日の駅伝のゼッケンがとどきました。
    これが 最後ですとのこと。

投稿: awamorikubo | 2007/11/17 07:35

サッちゃんさん

ハキビナの近辺では、トゥイヌハガンがどれか知りたかったのですが、
分からないまま過ぎてしまいました。

ハキビナというのは不思議とよく耳にします。
歴史の舞台になる、そういう土地柄なんでしょうか。

ハキビナ・ムヌガッタイも存分に聞いてみたいです。

投稿: 喜山 | 2007/11/17 10:11

awamorikuboさん

しごーぬなかだな、発見を報を心待ちにしています。
ぼくも行ってみたいです。

駅伝、がんばってください。

投稿: 喜山 | 2007/11/17 10:13

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