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2007/11/04

与論砂浜三十景 14 クルパナ

与論島の北の海岸を、寺崎から東に向かうと、黒花海岸に着く。

黒花は、もともとクルパナと呼ばれている。
その音から見ても、クルパナは、「黒い花」の意味のように見えから、
「黒花」は、意味に合った漢字を当てられているように思えるのだが、
なぜ、黒花なのか、全く分からなかった。

せいぜい、「黒い花びら」、昔の歌謡曲を思い出させる
独特な語感の地名だと思ってきただけだ。

でも今回、盛窪さんから、
「海から浜に向かうと、岩が黒い花のように見える角度があるそうです」
と教えていただいた。

海からの見え方で地名が付けられるのは、
とても理に適っているように思えた。

確かに、クルパナは、隣のティラザキと比べても、
両側の珊瑚岩が大きく控えているのが特徴的だ。


Kurupana

















島の神話(民話)によれば、
赤崎の次に上陸した地は、寺崎と黒花だとされている。
そのように、島の中でも聖地的な意味が強く、
寺崎に寺崎ウガンがあるように、黒花には黒花ウガンがある。

いわば、寺崎と黒花は、北方に対しての島の顔であり、
入口出口であった。

さて、そんな風に見てみると、
クルパナ(黒花)という地名には、
ティラザキ(寺崎)との対も思わせる。

つまり、ティラザキの「白」に対して、
クルパナを「黒」と、色で対比させたということだ。

こう考えると、与論島への上陸地点とされる地が、
いずれも色にちなんだ地名になっているのに気づく。

 赤崎 「赤」
 寺崎 「白」
 黒花 「黒」

これはとても興味深いことだ。


※※※※

こんなことを書いたら、盛窪さんに、
「花」ではなく「鼻」、と修正してもらった。
なんとぼくは、勘違いしながら聞いていたというわけだ。
お恥ずかしい。

というわけで、クルパナは、「黒鼻」だと言われているそうだ。
これはこれで、独特な地名ですね。



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コメント

今晩は。
花  は 鼻だと聞いてました。

  出っ張った  のが  人の顔の鼻らしい。
 

 私も  花が高くなったのか
        
       うずたかくなったのが  鼻だと
          妻がのぞいている。

  うんだま  ぎらーの 動画ありがとうございました

     自分の表現したいものを
          紹介してもらいました。

      琉球の  けだるさに
              自分を写しています。

投稿: awamorikubo | 2007/11/04 20:02

awamorikuboさん

ああ、そうですか。鼻、なんですね。
教えてくださり、ありがとうございます。
それにしても、勘違いして聞いてたんですね。(^^;)

盛窪さん。ぜひ、与論版ウンタマギルーを作ってください。

投稿: 喜山 | 2007/11/04 21:01

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