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2007/10/30

与論砂浜三十景 9 ウァーチ

宇勝、ウァーチの浜辺だと思う。

宇勝(うかち)を、ウァーチと呼ぶのを知って
宇和寺と同じ地勢を指していることに思い当たった。

ぼくは以前、宇和寺をアイヌ語で解こうとして、
「岸の洞穴」としてみたけれど、
ウァーチを踏まえると、
いつぞやサッちゃんさんがコメントしてくれたように、
「上の地にある」寺と解するのが妥当であるのが分かる。

 ※「宇和寺は『岸の洞穴』!?」

赤佐から向かった宇和寺(ウヮーディラ)の入口は、
中央断層線が走り、坂を上がっていくように入っていく。
宇和寺は、第一の「上の土地」である。
そして、品覇から宇勝に入るところには、
東部断層線が走り、島はもう一段、高くなる。
それが宇勝(ウァーチ)、第二の「上の土地」だということになる。

と、ここまで書いて、赤佐と宇和寺は、
「赤」と「寺」が響きあっている、と、
外間守善的な符号があるのに気づいた。

それに促されて、宇和寺の地名の意味を進めると、
「上の地にある」寺は、上の地にある洞穴、
あるいは、上の地にある白、となって、
前者だとアイギアブを指すように思えるし、
後者だと、ウドゥヌスーなどの浜辺からつけているようにも思える。
どちらにしても、海から見てつけた地名である点は共通している。

ただ、「赤」と「白」の響き合いは、
この場合、言葉遊びにしか過ぎない気がするので、
偶然の符合だと思う。

(あるいは、サッちゃんさんが言うように、
「上の地の墓」だったかもしれない。
この場合、海路づたいの葬場だったことになるが、
そんな話が残っているのか、島の人に聞いてみたい)


Wati

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