心地のいい空気感 『めがね』のモチーフ
雑誌『PEN』に、映画『めがね』の荻上監督の弁が載っていました。
脚本を書く前に、舞台となる与論島に行ってみました。
今回は映画の中で“たそがれ”という、
とってもヘンな言葉をわざわざ用いているんですけど、
本当にボーッと、“たそがれる”以外にすることがない。
余計なことをしたり考えたりしなくていい場所なんですね。
私が味わった心地のいい空気感をぜひ観客の皆さんにも
届けたくって、『めがね』を作りしました。
これじゃあ、役者さんたちが与論島のことを言うはずですね。
だって、与論島を描きたくて作りました、
と言ってるようなものではないですか。
「心地のいい空気感」。
この映画のモチーフであると同時に、
与論島の惹句になっていますね。
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