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2007/08/12

心地のいい空気感 『めがね』のモチーフ

雑誌『PEN』に、映画『めがね』の荻上監督の弁が載っていました。

 スクリーンに漂う、心地よさの秘密とは?

 脚本を書く前に、舞台となる与論島に行ってみました。
 今回は映画の中で“たそがれ”という、
 とってもヘンな言葉をわざわざ用いているんですけど、
 本当にボーッと、“たそがれる”以外にすることがない。
 余計なことをしたり考えたりしなくていい場所なんですね。
 私が味わった心地のいい空気感をぜひ観客の皆さんにも
 届けたくって、『めがね』を作りしました。

これじゃあ、役者さんたちが与論島のことを言うはずですね。
だって、与論島を描きたくて作りました、
と言ってるようなものではないですか。

「心地のいい空気感」。

この映画のモチーフであると同時に、
与論島の惹句になっていますね。



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