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2007/08/12

どことなく与論に似ている伊江島

与論島とは伊江島とも交流があり、
どことなく似ている島という印象がある。

 海に囲まれた伊江島は、周囲二四キロ。
 人口は5000人といわれている。
 本部半島の先端から西方約五キロに浮かぶ島である。

この大きさや人口は、似ていると感じる点だ。
隆起珊瑚礁の島だということも。

でも、よく見ると、与論島よりは、
沖永良部島に似ているのかもしれない。

・ユリフィールドなど、ユリの栽培が盛ん。
・農業が盛んで、裕福に思える。
・城山と大山と200メートル級の山がある。

けれど、地上戦と基地の経験は、
与論にも沖永良部にもないものだ。

数ヶ月前、伊江島の役場の方と話す機会があった。
音楽ホールのような施設のパンフレットがあって、
離島には考えられない豪華なものだと感じて、
どうしてこれができるのか尋ねてみると、
米軍の射爆場があるので、その補助金なのだという。
そうした現実も、ある。

『伊江村史』は、地名について、

 定説はないが、イイシマ(良い島)・イイジマ(石島)・
 イリシマ(西の島)などの発想から名付けられたと思われる。

こう説明がある。

このなかでいえば、ぼくは「西の島」に説得力を感じる。

伊江島の佇まいは、琉球弧の他の離島と違う印象がある。
本島に近く、島自体も農で潤っている。
このゆったりした島の存在が、
離島の孤独感を緩和させているのではないだろうか。

それが、島にゆとりのようなものを感じさせる。

もしかしたら、あまりこだわらないおおらかさが、
与論といちばん似ていると思わせる点かもしれない。

いつか、自分の見聞で確かめてみたい。


『海と島の思想』 (野本三吉)
Ⅱ 戦争の記憶・いのちの記憶
14 イーハッチャー魂・伊江島

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コメント

伊江島で先月お会いした方たち。
目先のことより子供や孫の時代にどういう島を残していきたいか
を考え、行動している方たちでした。

ゆとりというのは、
その目の向いている先のせいかもしれません。

島のサイズは与論と同じくらいですが、
島での方向感覚は喜界に近かったです。


投稿: sarah | 2007/08/12 22:40

sarahさん、コメントありがとうございます。
父の五十日祭でお返事遅れました。ごめんなさい。

目の向く先。そうなのですね。

喜界と似ているところ、
こんどまた教えてください。

先日、「黒うさぎ」でランチを食べたら、
『奄美の島々の楽しみ方』のフライヤー、
ちゃんと貼ってありましたよ。(^^)

投稿: 喜山 | 2007/08/13 21:07

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