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2007/08/30

喜山康三議員の公開質問状

9月4日に与論町の町長選挙が告示される。

 与論町長選 来月4日に告示

それに先立ち、喜山康三町議員が公開質問状を候補者に出したが、
Webサイトでも公開しているので、ぼくたちも見ることができる。

 喜山康三議員の報告集

いきなり憲法第9条第2項についての質問から始まってびっくりするが、
憲法を個人個人が考えるのが大切であるのと同様、
ひとつひとつの行政単位の長の考え方は重要だと気づかされる。

この質問状が、ぼくなどにありがたいのは、
質問状を読むことがそのまま町の実態を浮き彫りにしている点だ。

・財政は、町民一人当たり100万以上の借金。

・ギリシアとの交流に、旅費以外で、数百万の交際費。

・空港整備が遅れている。

 空港整備が遅れているため運用条件に 左右され本来の性能を発揮
 できない状況にあり、航空会社に不条理な負担 を掛け尚且つ、安全
 運行にも若干の懸念がないとはいえない状況が続いて います。
 (沖永良部は拡張整備をすでに終了しています。)

・製糖工場本社の本町への移転、経営内容の公開を農業関係者が
 求めている。

・堆肥センターの収支計画が計画を大幅に下回り、 一般財源から
 4千万近く毎年投入しなければならない状況にある。

・国や県、町の財政悪化や基盤整備の充実により公共工事が減少している。

・茶花中央通りの交差点改良事業が進められている。

・臨時職員の給与は10~15万円程度。

・飲酒の風潮が教育現場や家庭に大きな悪影響をもたらしている事は
 教育関係者からも強く指摘されている。

・10年後には5~60名の与論小学校校舎建設に伴う地元負担は
 最終的に5億近くに上ると言われている。
 次は那間小学校の改築を予定している。

・ましきな住宅、宇和寺住宅は一戸当たり1500万以上で建設され、
 一般町民からは住宅というよりは邸宅といわれるほど豪華。

なるべく事実に即する個所のみピックアップした。
それだけでも町の抱える課題、問題はある程度、見えてくる。

町選挙は、公約やその実現のための政策が問われなければならないところ、
それを訴えはするものの、ある意味で、お互いをよく知った者同士の
立候補であり投票であることも手伝って、
選挙の本来の内実が見えなくなってしまいがちだ。

そこで、質問状の回答は、町長立候補者の考えを示すことにより、
町長選挙に風穴を開けてくれる。

それがこの公開質問状の意義だと思う。

 ○ ○ ○

これを町長候補者宛のメッセージではなく、
ひとりひとりに向けられたものとして、
自分だったらどうするか、問うことが大切だと思う。

ぼくが町長の立場だったらどうするだろう。

・「ガジュマル百本植樹」(ガジュマルに限らず)によるヤンバルの10%回復
・クチコミ重視の観光施策実行
・行政、観光従事者のメールコミュニケーション力強化
・土木・農業従事者への再就職支援
・町長ブログの開設
・公務員の飲み会削減
・与論献棒の酒量選択と限定一巡回宣言
・黒糖焼酎企業一社設立
・仕事における遅刻罰金(ビジネスにおける与論時間の廃止)
・空港、港から市街地への道路両脇をハイビスカスで埋める
・町主導の事業における地元業者の優先
・助産婦の確保
・小学校統合
・統合による敷地のコールセンターや、人口密集地域にある企業の代替施設誘致
・留学制度の導入
・逆生涯教育。与論の元気な老人が小中学生に人生を語る
・島民のネットコミュニケーション支援
・空港整備(どの程度?)
・メッセージの伴った寄付公募
・バーチャル与論町民のネットワーク化(セカンドライフ活用?)
・アイランドテラピー事業の推進
・「まるごと博物館構想」(竹盛窪)支援
・洋上から見た与論島を緑で覆う(施設はその向こう)

アイデア羅列、レベルばらばら、堪忍。

いい刺激を受ける。誰もが構想を膨らませて議論していけたらいい。


さて、これを機に、喜山康三町議員には、
Webサイトでの更新頻度を上げてくださるようお願いしたい。
町がよく見えてきます。


追記
「質問公開状」は、「チヌマンダイ」のブログで知った。
感謝します。



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