ユンヌの語源 註
ユンヌの地名は、「砂の島」であると仮説している。
このとき、ユンヌの「ヌ」は、格助詞「の」と解していた。
砂「の」島、というように。
ただ、これでは、与那国島の「ドゥナン」の説明にはならない気がする。
そこで、「ヌ」は、格助詞「の」ではなく、
アイヌ語の「~を持つ」の意味に解してみる。
「砂を持つ」、ユンヌ、である。
これはもともとは、ユナ(砂)ヌ(持つ)に分解される。
この、ユナ・ヌが、ユンヌやドゥナンになる様を挙げる。
1)
yuna・nu
↓
yunan (uの脱落)
1-1)
yunan
↓
dunan (y=d) ドゥナン
1-2)
yunan
↓
yunon(a→o、訛りによる変化) ユノーン
2)
yuna・nu
↓
yunnu (aの脱落) ユンヌ
2-1)
yunnu
↓
dunnu(y=d)
↓
dannu(u→a、訛りによる変化) ダンヌ
ユナヌから、母音uが脱落(1)して、
ドゥナン(1-1)やユノーン(1-2)のバリエーションが生まれ、
ユナヌから、母音aが脱落(2)して、
ユンヌ(2)やダンヌ(2-1)のバリエーションが生まれた。
※ドゥナン(与那国島の自称)
ユノーン(与那国島の石垣島などからの他称)
ユンヌ(与論島の自称)
ダンヌ(与那国島にある浜の名)
ここで、語中の母音uやaが脱落する合理的な理由を知らない。
強いて言うと、ユナヌという語を言いやすくするため、
「ナ」を「N」にするか、「ヌ」を「N」にするかした
という説明が考えられる。
仮説:ユナヌが、与那国島であり与論島になった。
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コメント
「ゆんぬ」の死活は・・・
19×19の白黒の限られた場での
まさに、その手中にありなのか?と
ユンヌの「ユナ」は、いつかは
どこかに流れてなくなるでしょうか
ユンヌの「ユナ」は・・・?
クオリアさんの「なぞなぞ」は?
前の章で云われていた「フトゥバ」
に、触発されました
投稿: サッちゃん | 2007/07/18 00:35
なぞなぞはいいですね。
メインタワーの夜は素敵でした。
ちょっと酔いすぎました。
お話に出ました「サッチャン」と
いつかお会いできたらいいですね。
ホテルにカメラ忘れたが、電話したら届けてくれるとのこと。
何からなにまでいい事ずくめの今回の旅行でした。
元気に働いて、次はパーマカルチャーの本場で勉強してきます。
応援よろしく。
投稿: awamorikubo | 2007/07/18 06:33
サッちゃんさん、コメントありがとうございます。
ユンヌのことは腰を据えて取り組みます。
アドバイスください。
投稿: 喜山 | 2007/07/18 08:34
awamorikuboさん、喜山です。
メインタワーの夜景もきれいでした。
美味しいお酒でした。
サッちゃんさんと一緒にお会いしたいですね。
与論のこと、じっくり話したいです。
カメラ、よかったですね。
投稿: 喜山 | 2007/07/18 08:35
こんばんわ!!
毎回更新されるのを楽しみに見ております。
クオリアさんのこのブログ、リンクさせていただきますね!!
宜しくお願いいたします。
投稿: あり | 2007/07/27 01:37
ありさん。
リンクありがとうございます。
ありさんのブログの更新、楽しみにしていますね。
投稿: 喜山 | 2007/07/27 09:24