« 沖永良部の抵抗 | トップページ | 異議申し立ての根拠 »

2007/05/22

与論島をBMRする

『10年商品をつくるBMR』という本を書きました。

マーケティングの本ですが、
与論のことを考える上でもとても役に立ちます。
BMRでは、マーケティングを、

 消費者のウォンツ(欲求)と
 製品のベネフィット(価値)を結びつけること

と定義しますが、

タビンチュ(旅人)のウォンツと与論島のベネフィットを結びつける。

と考えれば、まさに与論島のテーマです。

 10年商品をつくるBMR

Bmr












たとえば、BMRを使って地域ブランドとしての与論島を仮説してみます。

----------------

■E(Environment) :環境

・休暇を使って、農村や自然環境を「体験」するだけでなく
 「滞在」する旅行者が増えている。
・グリーンツーリズムが提唱されている。

■T(Target) :ターゲット

・ここ10年間の沖縄本島移住者

■O(Occasion) :オケージョン

・お盆と正月

■W(Wants) :ウォンツ(欲求)

・本島の近場で静かに過ごしたい。

■B(Benefit) :ベネフィット(価値)

・那覇、本部からすぐに行けて、珊瑚礁の海を堪能しながら、
 止まったような時間を味わえます。

■A(Attribute) :製品属性

・本部から船で3時間、那覇から5時間。
・那覇から飛行機で40分。

・島のどこからでも珊瑚礁の海が眺められる。

■P(Product) :製品

・与論島
   
■R(R&D) :技術

・珊瑚礁からの潮風が島を包み、時間をゆるやかにします。


■C(Competitor) :競合製品

・沖縄の離島

■D(Distributer) :流通チャネル

・船、飛行機

----------------

となって、この場合の、与論島のコンセプトは、

「与論島」は、「本部から船で3時間、那覇から5時間。
那覇から飛行機で40分で行けて、
島のどこからでも珊瑚礁の海が眺められる」ので、
「那覇、本部からすぐに行けて、珊瑚礁の海を堪能しながら、
止まったような時間を」を提供します。

と、なります。

上の整理が正解だというわけではなく、
こう整理することで、こうしようああしようの議論がしやすくなる、
という意味です。

よかったら、使ってみてください。
「与論をどうしよう」のテーマが考えやすくなります。

目下、アマゾンから発売しています。
『10年商品をつくるBMR』



|

« 沖永良部の抵抗 | トップページ | 異議申し立ての根拠 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 与論島をBMRする:

« 沖永良部の抵抗 | トップページ | 異議申し立ての根拠 »