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2007/04/20

沖永良部学との対話

高橋孝代さんの、
「沖永良部島民のアイデンティティと境界性」を読む。

高橋さんが2004年に提出した博士論文で、
それがなんとインターネットに公開されていて、
読むことができた。感謝。

高橋さんの論文は、
ぼくが与論についてやりたいと思っていることに
とても近く、刺激を受ける。

それはなんといっても、
「境界性」に着目している点だ。

 ★ ★ ★

ぼくは、与論のことを考えるのに、
やはり、与論のもつ境界性がテーマになると思ってきた。

それどころか、もっと強く、
与論島の力とは「境界を消す力」のことだとすら
考えてきた。

そしてそのシンボルを、
礁湖の蒼(イノー・ブルー)に求めて、
与論らしさを追究したいと思っているのだ。

 ★ ★ ★

高橋さんの論文は、
そんな関心のすぐ傍を走っている。

なんてありがたい。
エラブはやっぱりユンヌのお隣さんだ。

ぼくはしばし、
高橋さんの論文と対話をしながら、
自分のイノーブルー・ノートを作っていこうと思う。

沖永良部を通じて、
与論がよく見えてくるはずだから。


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コメント

 おはようございます。
是非読みたい論文ですね。
書き出し読んでみましたが、本が手に入れば購入したいので調べて教えてもらえないかと虫のいいこと考えました。
このテーマは与論とて同じことです。
「沖之永良部から与論島が良く視える」でしょうか?

投稿: 泡 盛窪 | 2007/04/21 05:41

盛窪さん、コメントありがとうございます。

はい。調べてみます。

与論と沖永良部の相互理解が深まるといいですね。

投稿: 喜山 | 2007/04/22 09:17

はじめまして。高橋孝代です。旧姓亘です。松島先生からご紹介いただきまして知りました。博論を読んでいただいてありがとうございました。この論文を修正・改稿して出版したのが『境界性の人類学』です。この度、拙著が伊波普猷賞という賞を賜ることになり、オランダに住んでいますが来月2月12日の受賞式に那覇に参ります。奄美関係者、同じような興味を持っている人もたくさんきますのでもしご興味がありましたら。
取り急ぎ御礼のみにて失礼いたします。

高橋

投稿: 高橋孝代 | 2008/01/24 06:28

高橋さん

お便りありがとうございます。
高橋さんの論文のおかげで、ずいぶん考える手がかりを得ました。

受賞おめでとうございます。
12日、行けるか分かりませんが、これからもよろしくお願いします。

投稿: 喜山 | 2008/01/24 21:43

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