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2007/04/02

ウドゥヌスー=布団の洲?

久しぶりに国会図書館に行きました。
横に国会議事堂を見ながら、
入り口に向かうなだらかな下り坂は
いまが盛りの桜並木。

雲の白に花の淡紅が映えて、きれいでした。


国会図書館の目的は、
与論島・琉球弧の地名に関する資料を漁ること。

 ○ ○ ○

で、そこではじめて、菊千代さん、高橋俊三さんの
『与論方言辞典』にお目にかかることができました。
与論だと、きっと図書館に行けばあるんでしょうね。

Photo_67










前置き長くなりました。

どうしても語源を知りたい地名はいっぱいあるのですが、
ウドゥヌスーもそのひとつです。
茶花のホテルの前にある、あの大きな浜です。
よく、「ウドノス」と表記したりしてますね。

あそこ、ぼくにとっては近所であるにもかかわらず、
なんでウドゥヌスーというのか、
さっぱり分からないのです。

『与論方言辞典』には、「スー」が載っていました。

 スー su:[名]洲。1.窪地。盆地。低地の湿地帯。
           2.内海の中央部。

2は知っていましたが、1の意味もあるんですね。

これはありがたい。

「ヌ」は格助詞の「の」だとすると、
「ウドゥ」は何だろう。

布団のこと、ウドゥって言いますね。

もしや、ウドゥヌスーとは、布団の洲?
そういえば、観光華やかなりし頃、
ウドゥヌスーには、
旅人がいっぱい寝そべっていたような・・・。

まさか? でもひょっとして・・?

 ウドゥヌスーは、布団のように大きな洲。

これはまぁ笑ってやってください。(^^)


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