徳之島に、ヨンニ!
おとついの続きですが、
国会図書館は、オンライン化が進んで、
使いやすくなっていました。
以前は、インデックスで本を探して、
用紙に書籍情報を記入して、
本を出してもらっていましたが、
パソコン端末で検索して、
本を選べば、もう申し込みは完了でした。
複写請求もそう。
利用者カードを端末に置くと、
現在、借りている書籍が一覧で出るので、
そこから選べば、
複写請求書を印刷して出してくれます。
頁を記入してしおりをはさんで、
すぐに複写依頼を出せました。
一度に借りられる数が三冊までなのが、
たしか以前と同じなので、
関連資料をバンと広げて
調べものをすることができないのが、
ちょっと不便でしたが、
それでも前に較べれば、
スピーディに調べものができました。
○ ○ ○
またしても前置き長くなりましたが、
『南島の地名』を借りたのです。
そこに、牧野哲郎さんの論文、
「再び沖縄←→奄美の共通地名を求めて」
があります。
それを眺めていたら、
今帰仁村の「与那嶺」と共通だろうと
牧野さんが考えた奄美の地名に、
なんと、「ヨンニ」というのが出てくるんです。
ヨンニ。
ユンヌと似てるじゃないですか。
というより、これはもう、
「ユンヌ」と同じだと見なしていいでしょう。
ヨンニはどこの地名かといえば、
阿権、とあります。
で、阿権はどこ?と見ると、徳之島、でした。
ヨンニは、浜辺なのかそうでないのか、
分かりませんが、ユナ系だから浜辺だと思うのです。
嬉しい発見。
徳之島のなかに、
与論(ユンヌ)と同じ地名があるということですから。
徳之島の中の与論、です。
与那国島のダンヌ浜に続いて、
ユンヌつながりの地名が増えました。
◆ ヨンニ 徳之島にある地名
◆ ユンヌ 与論島の地名
◆ ダンヌ 与那国島にある地名
ダンヌ-ユンヌ-ヨンニ、という連鎖。
与論を仲立ちして奄美と琉球がつながるのが
なんだか、嬉しいです。
※関連記事 「ドゥナンとユンヌ」
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