琉球弧は、砂浜諸島
従来、「砂(浜)」に由来を持つ琉球弧の地名には、
国頭村のユナ(与那)、豊見城市の字ユニ(与根)、
南風原町の字ユナファ(与那覇)、
ユナバル(与那原町)が挙げられますが、
ここには、与那国島と与論島も加わると思います。
1)与那国島
呼称:ドゥナン、ユノーン、
ユンイ(15世紀の外国人の記録)
d音=y音なので、ドゥナンはユナンと同じ。
現に、与那国島で、与那原と書いて「ドナンハラ」
と読む姓があるといいます。
ドゥナンは、砂(浜)を意味するユナ系の名前であると思います。
2)与論島
呼称:ユンヌ
与論島も、ユナ系と考察しました。
ちなみに、与那国島にある「ダンヌ浜」と、
ユンヌは、同じ地名と言っていいと思います。
与論、与那、与根、与那覇、与那原町、与那国と、
ユナ(砂浜)系の地名は、琉球弧を縦断するひろがりを
持つのではないでしょうか?
南北一千キロにおよぶ白砂の流れ。
ここからみれば、琉球弧は、砂浜諸島です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント