ビジット沖縄、ステイ与論
沖縄県が、観光客1000万人を目指して
「ビジットおきなわ計画」を発表しています。
1000万人というのは、
日本の人口の10分の1に当たる数ですから
すごいことです。
もちろん、日本人の10人に1人を沖縄に呼ぼう
というのではなく、外国人観光客が視野に入れられています。
重点項目は5つ。
1.シニアマーケットの拡大
2.外国人観光客の誘客促進
3.コンベンションの誘致促進
4.リゾートウェディングの推進
5.幅広いマーケットへの取り組み
これによって、沖縄の経済が活性化していくといいですね。
ただ、気になることもあります。
リピーター率は、昨年で69%とあるのですが、
これは驚異的な値です。
沖縄好き、沖縄病が多いということです。
それなのに施策は、
トライアー獲得策に力点が置かれているような気がします。
「国民の約6割はまだ沖縄を訪れていない」
このコメントも気になります。
来ていない6割より来てくれた4割を重視して、
その人たちが6割の人へのクチコミを期待するのが
筋のような気がします。
だから、ビジット沖縄ではなく、
ステイ沖縄、が推進すべき方向性ではないかとも思えました。
トライアー獲得への進路が、
沖縄の地霊的な自然の力を損なうことがないよう願います。
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