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2006/12/28

ブログのアウトとオフ

久米さんの『ブログ道』が出版されて一年。
いまでもすぐに思い出すのは、
ブログに書けないことについて、
触れたくだりです。

 ブログ道を歩んでいくほどに、
 そこには書けない書いてはいけない悲しみ、
 書いても書いても心が晴れない悲しみに
 遭うことでしょう。

 ブログ道を通じて活動的になるほど、
 嬉しいこと楽しいことに出会う反面、
 辛いこと悲しいことにも
 遭いやすくなるはずです。

 感性が高まるほど、
 同じ悲しみでも深く心に届き、
 縁が拡がるほど、
 多くの縁者の悲しみに感応することにもなります。

 残念ながら、
 この悲しみを避けて通る方法はありません。
 心と体が自在に動くようになった分だけ、
 こうした悲しみとも上手に向かい合い、
 付き合っていくことが必要になるのです。
        (『ブログ道』久米信行)

ブログについて、
書けないことへの視線を持っていることが、
この本を、その他のブログ本と分かつ分水嶺と
見なしてきました。

ブログに「書けない書いてはいけない」ことを
保ちながら書きつづけること。

ブログを書く上での倫理線がここに走っています。

 ♪ ♪ ♪

似て非なることですが、
ぼくは、つながりとやりとりの世界である
インターネットで最も大切なのは、
「OFFの作法」だと思ってきました。

つながりっぱなしの世界から、
どうやってつながらない状態を保つのか。

そのことはとても大切なことに思えます。

そうでなければ、
インターネットは降りることのできない世界の
メタファーになってしまいかねません。

インターネットは、
つながりっぱなしになることで、
大きな力をもたらしてくれますが、
そこから、いつでも一時、
降りられるようにしておくこと。

それは、ブログやインターネットとの
付き合い方で大切な点だと思います。

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