しぇんしぇい
昨日、竹下先生と書いて思い出したのは、
昔は、「たけしたしぇんしぇい」と、
「せんせい」を「しぇんしぇい」と発音していたことです。
子どもたちだけじゃなくて、
おやごさんたちもそうだったと思います。
当時は、「せんせい」が「しぇんしぇい」と
なる理由はよく分りませんでしたが、
いまなら少し理解できそうです。
琉球語は、三母音(a、i、u)の発声が強く残っています。
もともと三母音(a、i、u)を使っていた。
そこに「先生」という言葉が伝えられる。
するとどうなるか。
・発声しづらい摩擦音のサ行であること。
・「e」は、三母音(a、i、u)外の音であること。
この二つから、三母音の「し(si)」を手がかりに、
「え(e)」に向かうように、「しぇ」と発音した。
こんな風に理解できます。
そこで、学校でも家でも、
この「しぇんしぇい」という発音が
あちこちでこだましたのでした。
♪ ♪ ♪
琉球語の三母音の世界は、
三母音それ自体がどうこうより、
その言葉の奥に広がっていた、
植物、動物、自然全体と交感する世界が魅力的です。
そしてその交感を媒介するものとして、
三母音の言葉が使われていたのでした。
いまからみると、
その三母音の言葉を使うことが
自然と交感する世界への鍵のように思えたりします。
使いたい言葉です。
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