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2006/11/04

地域ブランドとしての与論島5

中小企業基盤整備機構が昨年、
平成17年度地域ブランドフォーラムの参考資料として配布した
「地域ブランドマニュアル」を公開しています。

これによると、中小企業基盤整備機構は、地域ブランドを
「ブランドとしての地域」と「地域にあるブランド」の
2つを考えています。

RB=Regional Brand(地域そのもののブランド)
PB=Product Brand (商品ブランド)

PBによってRBを作る。
だから、PBがただのヒット商品ではなく、
RBを強化するものでなければならない。

そこで、RBをつくるPBには、
地域名を使って商品化するというやり方があります。

与論島でいえば、与論(島)を冠した商品づくりです。

そう考えると、

「与論島黄金酢」
「与論島もずくそば」
「与論黒糖」

などがすぐに思い浮かびます。

また、

「有泉」

のように、与論島の名称をつけて思い出さなくても、
与論のブランドとしての位置を持っているものもあります。

「与論赤土焼」(ゆんぬ・あーどぅる焼き)

は、「与論」を地元の言葉で読ませて商品呼称に
奥行きを持たせています。

これらは、そしてぼくが知らないものも、
地域ブランドとしての与論島の大事な商品です。


RBとしての「与論(島)」は、
全くの無名ではなく、かつて隆盛をきわめた時期がありました。
昔とった杵柄があるというRB。

だから、無名から名を挙げなくてもいい。
知名度はある。

今後の展望のひとつは、上にあげたような
強い商品ブランドが、与論のRBを引き上げることに
あると思えます。


以下、中小企業基盤整備機構の
「地域ブランドマニュアル」から引用です。

 地域ブランドとは、ある地域にある商品やサービスなどが、
 地域外の消費者から評価を高めて、地域全体のイメージ向上
 と地域活性化に結び付けるものである。

 地域ブランドの定義

 ・地域ブランドとは、「地域に対する消費者からの評価」であり、
  地域が有する無形資産のひとつ
 ・地域ブランドには、地域そのもののブランド(RB)と、地域
  の特徴を生かした商品のブランド(PB)とから構成される。
 ・地域ブランド戦略とは、これら2つのブランドを同時に高める
  ことにより、地域活性化を実現する活動のこと

 A.地域ブランドを作る(構築)
 B.地域名を使って商品化する(活用)
 C.地域ブランドを守る(管理)

 地域名を使って商品化するには、
 1.その商品のイメージが地域のイメージにあること
 2.その商品が、その地域のイメージを具現化したもの
 3.その商品が、地域経済に貢献すること

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コメント

 与論ブランドでの発想はすでに始まっていると思います。私も農産物販売で与論銘柄を出したいと思っていました。与論かぼちゃのブランドをも一度と思ったりして。観光地としての与論は他の地域よりも知名度があるので生かさなければとおもいます。「酢かりゆし」の喜山さんとも顔みしりになりました。特産品開発にいろいろ知恵をおかりしたいと考えています。少量でもいい商品を開発し、与論全体が潤うためには基本にある与論の自然と人情の豊かさを、買う人に評価してもらうことに尽きると思います。観光地であるゆえに、訪れるかたえの印象を島に住むひとり一人が自覚する必要があります。アドバイスいつもありがとうございます。

投稿: 泡 盛窪 | 2006/11/05 05:00

盛窪さん、コメントありがとうございます。
ぼくは与論の実情には疎いので、教えていただけてとても助かります。
ゆんぬ・なるかんもいいですね。美味しそうです。
「与論の自然と人情の豊かさ」の評価。その通りだと思います。
あとは、与論島にとってのどこでもドアである、
ウェブコミ(インターネット上のコミュニケーション)を
活用するのがポイントだと思います。与論島にとっては強力な味方です。

投稿: 喜山 | 2006/11/05 11:14

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