地域ブランドとしての与論島8
試みに、琉球弧やその近くの島を、
直行便で行けるかどうか、
都市でもてなすか自然でもてなすかという2軸を立てて、
島々をマッピングしてみます。
自然
┌───────┬───────┐
│○屋久島 │ │
│○西表島 │ │
│○与論島 │ ○宮古島 │
│○加計呂麻島 │ │
│○竹富島 │ │
│ 4│1 │
経由├───────┼───────┤直行
│ 3│2 │
│ │○那覇 │
│ - │○奄美(名瀬)│
│ │○石垣島 │
│ │ │
│ │ │
└───────┴───────┘
都市
□1.(直行)×(自然)
例)
・宮古島
□2.(直行)×(都市)
例)
・那覇
・奄美
・石垣
□3.(経由)×(都市)
例)
・-
□4.(経由)×(自然)
例)
・屋久島
・西表島
・竹富島
・波照間島
・与那国島
・与論島
・加計呂麻島
こうしてみると、当然、与論島は、
那覇(あるいは鹿児島)を経由して、
自然がもてなす4のゾーンにポジションを持ちます。
結局、このゾーンに入る島は多いですね。
4のゾーンの島のそれぞれのポジションを考えてみます。
○圧倒的自然
・屋久島
・西表島
○最果て
・波照間島(最南端)
・与那国島(最西端)
○那覇の近所
・竹富島
こうポジションを取ってみると、
与論島はかつて「最果て」でそのポジションを得たのですから、
これだけとってみると、いまは波照間島、与那国島に
そのポジションを譲ったことになります。
圧倒的な自然や最果てのような自然条件では、
与論島や加計呂麻島は、ポジションを得にくい。
それが、むしろポテンシャルだという視点を得なければなりません。
もっと詰めていきましょう。
※今回は、プロポーショナルのフォントで見ている方は、
図がぐちゃぐちゃでしょう。ごめんなさい。
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つづきを楽しみにしています。
投稿: 泡 盛窪 | 2006/11/13 05:52