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2006/11/12

地域ブランドとしての与論島8

試みに、琉球弧やその近くの島を、
直行便で行けるかどうか、
都市でもてなすか自然でもてなすかという2軸を立てて、
島々をマッピングしてみます。

         自然
  ┌───────┬───────┐
  │○屋久島   │       │
  │○西表島   │       │
  │○与論島   │ ○宮古島  │
  │○加計呂麻島 │       │
  │○竹富島   │       │
  │      4│1      │ 
経由├───────┼───────┤直行
  │      3│2      │
  │       │○那覇    │
  │   -   │○奄美(名瀬)│
  │       │○石垣島   │
  │       │       │
  │       │       │
  └───────┴───────┘
          都市

□1.(直行)×(自然)
例)
・宮古島

□2.(直行)×(都市)
例)
・那覇
・奄美
・石垣

□3.(経由)×(都市)
例)
・-

□4.(経由)×(自然)
例)
・屋久島
・西表島
・竹富島
・波照間島
・与那国島
・与論島
・加計呂麻島

こうしてみると、当然、与論島は、
那覇(あるいは鹿児島)を経由して、
自然がもてなす4のゾーンにポジションを持ちます。

結局、このゾーンに入る島は多いですね。

4のゾーンの島のそれぞれのポジションを考えてみます。

○圧倒的自然
 ・屋久島
 ・西表島
○最果て
 ・波照間島(最南端)
 ・与那国島(最西端)
○那覇の近所
 ・竹富島

こうポジションを取ってみると、
与論島はかつて「最果て」でそのポジションを得たのですから、
これだけとってみると、いまは波照間島、与那国島に
そのポジションを譲ったことになります。

圧倒的な自然や最果てのような自然条件では、
与論島や加計呂麻島は、ポジションを得にくい。

それが、むしろポテンシャルだという視点を得なければなりません。

もっと詰めていきましょう。

※今回は、プロポーショナルのフォントで見ている方は、
図がぐちゃぐちゃでしょう。ごめんなさい。

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コメント

つづきを楽しみにしています。

投稿: 泡 盛窪 | 2006/11/13 05:52

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