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2006/11/03

近場の辺境

旅費の次は、時間から与論島にアプローチしてみます。
時間距離からみた与論島です。

上海、香港、台北、宮古島、石垣島、奄美、与論島、屋久島。
これは日本近郊と琉球弧の観光地を任意に挙げたものですが、
これらの地域を目検討ですがグーグル・アースで見て、
東京からの空間距離で並べてみます。

Southeastasia














1.屋久島
2.ソウル
3.奄美
4.与論島
5.上海
6.宮古島
7.石垣島
8.台北
9.香港

与論島は、4番目に位置します。

では、これを時間距離に置き換えてみます。
時間は、JALの飛行時間からとりました。

1.奄美  2:10
2.ソウル 2:25
3.上海  2:25
4.屋久島 2:50
5.台北  2:55
6.宮古島 2:55
7.石垣島 3:05
8.与論島 3:40
9.香港  4:05

空間距離では、4番目だった与論島は、
時間距離では8番目になります。

ソウル、上海、台北、石垣島より遠く、香港より近い。

この差は、直行便の有無によって生じているものですが、
地理的には沖縄より近いのに、時間距離は遠くなっているわけです。
(もちろん、船で渡る西表島や与那国島などの島々を
対象にしていないということもありますが)

奄美群島返還以降、沖縄返還以前の与論島は、
辺境のイメージを日本に与えていたわけですが、
この時間距離からみた与論島も、
いつしかまた辺境に近いイメージになっています。


この時間距離の遠さが、沖縄観光隆盛の影に隠れるように、
与論島にスポットが当たってこなかった理由の一端を
ないしているでしょう。忘れられたように。

忘れられた島。忘れられること。

それは与論にとってはある意味で馴染みやすい場所です。
歴史のこれまでは、
忘れられた場所として生きた時間の方が長かったのです。

けれどぼくたちはもう忘れられることに安住する必要もありません。
このポジションを活かす道を見つけるべきでしょう。

1.沖縄全体を含めても、与論島は再び「辺境」的な距離感にある。
2.那覇を経由するので、直接は行けないやや遠いところにある。
3.とはいえ、現実的には4時間もかからない。

この、近場の辺境とでも言うようなポジションを活かすということ。

また、考えます。

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