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2005/05/10

たゆたうオオゴマダラ

ジャングルめいた木々の間を歩いてみる。
ジャングルと言っても、ぱーぱーぬやー(祖母の家)から、
少し歩けばすぐにそんな環境にはなるのだ。

うっそうとしたなかを道を作るように歩きながら、
何か、気配のようなものを感じて立ち止まったことがあった。

次の瞬間。

気づくと、そこかしこから、大きな蝶がひらひら舞いだした。
五、六羽はいたろうか、ぼくのまわりで一斉で飛び出してきたのだ。

その舞い方はゆるゆるしていた。

あまりにゆるいので、飛ぶ軌跡もアップダウンを
繰り返しているように見えるし、
いつでも採っていいと言っているようにすら見えてきた。

時間がゆっくり進み出して、なんというか、
非現実的な感覚のなかに囚われていきそうになる。

神様がいるんじゃないか、と、そんな雰囲気だった。

オオゴマダラはたゆたうように飛ぶ。
あの大きさと飛びっぷりは、気品すら感じさせる。

悠久の化身のようなオオゴマダラよ、永遠なれ。
オオゴマダラも、与論に来たと思わせてくれるもののひとつだから。

と、思った。2002年夏の幸運だった。

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コメント

2002年の夏にはおおごまだらがいたという記録ですね。一年半ほどみかけません。
 食そう ホウライカガミ  が さびしくまっています。ほうらいから  ゆっくり・・・たゆたゆ  でしょうか。   とんできてほしい
  熱帯果樹園パピルス  は 蝶の飛ぶ様を想像してつけました。かきこみあしからず。しつれいします。  

投稿: 竹 真弓 | 2005/08/17 10:51

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