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2010年2月25日 (木)

「ものを書く上での孤独」

 自己問答のそばにある言葉。

 さて、たしかに、これとは別に、ものを書く上での孤独、というものはあります。
 それは、ものを書くということの、ほとんど本質だろうと思います。一人で考え、一人で書き、一人でその書いたものを引き受け、友達を失う。特に批評を書いていると、友達はどこにもいない、ということを感じます。それがよくて、書いているのかも知れない。でも、その一方で、だから、批評なんて、つまらない、もうやめよう、と思うこともあります。友達がいない、というのはよいのです。でも、そういう感じがともなわれるところ、批評は、つまらない、というところが、どこかにあります。

 剣さえなければ、ぐだぐだしているのに、いったん剣を渡されると、手加減ができない。これって、どう考えても貧しい。どうせ、一人だとしても、もっと違った姿の一人、孤独、がいい。(加藤典洋『何でも僕に訊いてくれ』

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