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2006年8月10日 (木)

Google Earth は世界視線

Google Earth が完成する日は、
ふつうの人が世界視線を手にする日に
なるのではないでしょうか。

 世界視線。

世界視線は、80年代後半、
吉本隆明が提示した概念です。

地上からは、無限遠点から垂直に降る視線で、
宇宙からみれば、地球を無限遠点から見下ろす視線。

権力を無化する視線であり、
死の視線とも言われていました。

ぼくたちはそれをイマジネーションで思い描いたり、
SF映画の場面の中にその片鱗を見いだしてきたりしたけれど、
それが現実のものになろうとしている。

そういう感じです。

Googleearth0608_1










宇宙から自分の知っている身近なエリアへ、
連続的な画像で、
自分の意のままに降りてゆく体験は、
感性的に思想的に、
色んなことを感じ、考えさせてくれます。

まず何を感じるのか、しばらく追いましょう。

それにしても。

世界はいつも気づいたら変わっていた、
というように変わりますね。

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