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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1995年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1995年。

◆1995年

1 マルチメディアパソコン
B:インターネットのできるパソコンです。
W:インターネットできるパソコンがほしい。

2 携帯電話
B:これまでよりさらに安く携帯電話が使えます。
W:携帯電話がほしい。

3 オデッセイ
B:ミニバンのRVです。
W:家族で出かけられる車がほしい。

4 プレイステーション
B:豊富なソフトの揃ったリアルな映像のゲームです。
W:大人も楽しめるゲーム機がほしい。

5 ディオール スヴェルト
B:塗るだけで痩せるボディジェルです。
W:楽に痩せられるものがほしい。

6 海外通販
B:海外の商品の通販です。
W:海外ブランドの商品がほしい。

7 小室哲哉プロデュース曲
B:小室哲哉がプロデュースした曲です。
W:小室哲哉が手がけた曲が聞きたい。

8 免震マンション
B:地震の揺れを減らすマンションです。
W:地震に強いマンションがほしい。

9 PHS
B:携帯電話より安く通話できます。
W:携帯電話より安い携帯型の電話がほしい。

10 ワイドテレビ
B:横長の画面でテレビが見れます。
W:TV番組を迫力のある画面で観たい。

11 スノーボード
12 日清スバ王
13 クイックルワイパー
14 発泡酒
15 ハワイファミリー旅行
16 トヨタカード
17 消臭食品
18 パチンコ
19 見えるラジオ
20 カシオQV-10
21 外貨預金
22 “痩せる石鹸”
23 さくら銀行Can
24 防災グッズ
25 Jラップ
26 Ckカルバン・クライン
27 ボディボード
28 イタリアンブランド
29 通信カラオケ
30 マクドナルド「バリュー価格」


メモ。
 「価格」が価値を代表する商品が主流になるのは、1994年で終わり、1995年は新しい価値の台頭があるのが分かる。それは、「マルチメディア」の名で登場するインターネットです。マルチメディアはもはや死語に近いけれど、インターネット的なものの露払いの役割は果たしたかもしれない。

 ぼくは商品のことをよく知っているわけではない。この年のヒット商品の解説文は、ヒットの由来に触れていなくて、ベネフィットやウォンツを考えるのに難渋しました。でもよく考えるとそれだけではなかもしれない。この年は、阪神大震災と地下鉄サリン事件が起き、社会は大きな曲がり角を迎えました。その構造変化がヒット商品にも反映されていて、考えにくくさせるのかもしれません。


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