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Q08.自己紹介はどう書けばいい?

A.「○○様 はじめまして」から書き起こします。

 「○○様」という宛先を置いて、行を空けて、「はじめまして」から始めるのが、基本的な書き方です。

 例)○○様

 はじめまして。□□株式会社の佐藤と申します。

 経緯によっては、「○○様から紹介された佐藤と申します」などのように書くこともあるでしょう。そして会社と自分の紹介を簡潔にします。社内に向けた自己紹介であれば、趣味や家族関係など、自身の背景を入れるのも親近感を持たれる要素になります。

 ただ、携帯電話に慣れているとはいえ、「よろしくお願いします☆」などと、記号をつけるのは控えます。
最近では、見ることは少なくなりましたが、「貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」のような、定型文は、eメールには向いていません。「はじめまして」から、やわらかく入っていきます。

 また、末尾も同様で、「よろしくお願いいたします」に、「何卒(なにとぞ)」をつけると、急に重たくなります。eメールでは、入れなくても失礼にはなりません。


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Q07.メールアドレスはニックネームにしていい?

A.実名をベースにします。

 仕事用に使うメールアドレスでは、実名を基本にします。
 @記号の前の「アカウント名」のことです。

 例)*****@email.co.jp → 「*****」の部分

 携帯電話のメールアドレスでは、アカウント名の部分をニックネームにしたり、「love」などの気に入っている言葉を使ったり、迷惑メールを防ぐために数列を加えたりしますが、仕事用のメールアドレスは、ニックネームやお気に入りのフレーズは避けましょう。

 仕事上は、信頼関係が基本になりますから、メールアドレスがニックネームや架空の表現であると、軽くなって信頼感を損ないかねないからです。

 もっとも、個人事業主で芸名を使ったり、プライベートなメールアドレスと併用している場合は、この限りではありません。


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Q06.HTMLメールになっていると言われた。

A.通常は「テキストメール」にします。

 メールの形式には、「テキスト」と「HTML」が選べますが、「HTMLになっている」と言われたのは、HTMLの形式でメールを送っているという意味です。またそう言ってくれたのは、「テキスト」にしたほうがいいよというアドバイスも含んでいると思います。

 HTMLメールでは、文字の色や大きさを変えたり、画像を埋め込んだりすることができます。しかし、ふだんeメールでコミュニケーションする場合は、会話するのと同じように、言葉だけでコミュニケーションするのが効率的ですから、テキスト形式するのが基本です。

 HTMLメールにすると、テキストメールよりはるかに容量が大きくなるので、受信の際に、相手に負担をかけないためにも、ふだんはテキスト形式にするのがいいでしょう。
特にメールソフトが、OutlookExpress(アウトルックエクスプレス)の場合は、初期の設定が、HTML形式になっているので、設定画面でテキスト形式に変更します。
 
 画像を埋め込んだり、グラフをHTML化して見やすくする場合は、その時に限って、eメールに「HTMLでご覧ください」と断り書きを入れるといいのです。


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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(2000年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。2000年。

◆2000年

1 ユニクロ
B:低価格で質のいい服です。
W:安心して着れるリーズナブルな服がほしい。

2 プレイステーション2
B:前作より豊富なソフトが楽しめます。
W:DVDの観れるゲーム機がほしい。

3 DVD
B:DVDが見れます。
W:DVDを見たい。

4 甘栗むいちゃいました
B:皮をむかずに栗を食べられます。
W:わざわざむかずに栗をぱくぱく食べたい。

5 lXYデジタル
B:携帯性の高いデジカメです。
W:高画質でコンパクトなデジカメがほしい。

6 生茶
B:うまみ成分のある緑茶です。
W:新しい味の緑茶が飲みたい。

7 着メロダウンロードサイト
B:着メロをダウンロードして楽しめます。
W:着信音で聞けるメロディを増やしたい。

8 N502i
B:折りたたみ式の新しいデザインで大きな画面で見れる携帯です。
W:メールやWebをはっきり見れる携帯がほしい。

9 bB
B:いままでにない角ばったデザインのミニバンです。
W:個性的なデザインで自己アピールできる車に乗りたい。

10 フラン/ムースポッキー
B:ふんわりしたスティック状のビスケットです。
W:香ばしくて口どけするお菓子が食べたい。

11 パラパラ
12 パーム
13 海洋深層水
14 ドラゴンクエストVll
15 プロビオヨーグルトLG21
16 プーチ
17 キヤノスキャンFB636∪
16 リップビジュアライザ」
19 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』/ラテン
20 黒ごま
21 韓国
22 『バリー・ポッターと賢者の石』
23 食器洗い乾燥機
24 新機能スーツ
25 『孫』
26 「未来日記」
27 すしあざらし
23 超芳醇
29 イクスピアリ
30 新型カローラ

メモ
 「甘栗むいちゃいました」は、食べ方の提案という面が新しかったのだと思う。21世紀目前の年、「ジコチュー」が流行する。来るべき世紀の内実を伝える言葉だった。


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Q05.商談を成立させるのにeメールは向いている?

A.向いていません。eメールできっかけをつくり、面談で決めます。

 eメールはきっかけづくりに向いています。

 メールマガジンの登録が典型的ですが、eメールは見込み客をつくるのに力を発揮します。何も関係のなかったところに関係を生み、その関係を育むのにeメールは向いています。面と向かうとなかなか話せないのに、eメールでは、どういうわけかすぐに仲良くなるという経験をするものです。

 ただし、商談のようなお金にまつわることや大事なことを成立させるのには向いていません。プライベートでも同じことが言えます。インターネットで知り合って結婚するカップルも出てくるようになりました。その2人もインターネットで知り合って、親しくなるきっかけはeメールだったかもしれませんが、結婚するまでステップを踏むには、実際に会わなければことは進みません。「決め」には向いていないのです。

 eメールは「きっかけ」づくりには向いているけれど、「決め」には向いていないのです。


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Q04.eメールで叱っていいの?

A.すべきではありません。面と向かいましょう。

 eメールは、無機質な文字が等間隔で並ぶ字面ですから、表情や声の抑揚などのニュアンスが失われます。そういう意味ではとても貧弱なコミュニケーション手段なのです。面と向かっている時は、表情や声の抑揚や、それだけでなく、身振りでも、相手にいろいろなことを伝えているものです。

 だから無機質な文字列で叱ると、それら全てのニュアンスが無くなるので、相手を傷つけやすくなるのです。eメールだと、送る方が思っている以上にきつく伝わるので、不要に相手を傷つけてしまうことになりかねません。仕事上の信頼関係にも傷がつきやすくなるので、eメールで叱るようなことはすべきではないでしょう。叱る時こそ、面と向かってやりましょう。

 それでも、eメールで叱ることがあった時は(今、具体的なケースを想定するのは難しいのですが)、なるべく時間を置かずに、面談か電話で真意を伝えて補います。


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Q03.急いでいる時、eメールで連絡していいの?

A.急いでいるときは、電話にします。

 eメールは、送った時が読まれる時ではなく、相手が読む時が読まれる時です。
 eメールのコミュニケーションのリズムは、やりとりをする主な2人のうち、eメールを読む頻度が少ない方のリズムで決まります。頻度は、日常的な習慣だけではなくて、その時々の状況によっても変わってきますから、急ぎの用件はeメールではなく、電話を使いましょう。

 特に面談の約束をキャンセルしなければならない時、遅刻や仕事を休む時の連絡は、口で言いにくいものですが、eメールで済まさずに電話を入れるようにします。

 ただ、電車が遅れてやむをえず遅刻するシーンもあります。このとき、電車を一度、降りて電話すると、さらに遅れることもありますから、乗り継ぎ場所などで電話する前に状況を伝えたい場合は、携帯電話からeメールを送っておく方法もあります。


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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1999年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1999年。

◆1999年

1 宇多田ヒカル
B:歌いたくて歌う女の子の自然な曲です。
W:余計な演出のない本物の歌を聞きたい。

2 iモード
B:インターネットができる携帯です。
W:メールやWeb閲覧ができる携帯がほしい。

3 10万円パソコン
B:10万円を切るパソコンです。
W:パソコンを手軽に買いたい。

4 リアップ
B:発毛を促進します。
W:髪の毛を維持したい。

5 『五体不満足』
B:障害者の事実を知ることができます。
W:生きることに励まされるものを読みたい。

6 CdmaOne
B:音質の高い携帯です。
W:はっきり聞こえる携帯がほしい。

7 着メロ
B:着信音を好きな音楽にすることができます。
W:着信を音楽にして楽しみたい。

8 ヴィッツ
B:ヨーロッパ生まれの小型車です。
W:ちょっとした買い物に使える車がほしい。

9 『スター・ウォーズ』
B:久しぶりにスター・ウォーズの新作が見れます。
W:スター・ウォーズの続きを見たい。

10 ダンスダンスレボリューション
B:ダンスしながらゲームができます。
W:派手に目立てるゲームをしたい。

11 ズーム舶附き200万画素デジカメ
12 たればんだ
13 ファイナルファンタジーV∥
14 コミュニケーション用レ(メール端末)
15 カリスマ美容師
16 ファーピー
17 スーパーチューハイ(低価格チューハイ)
18 『買ってはいけない』
19 「だんご3兄弟」
20 ケアガーデン
21 S2000
22 スペシャルティ・コーヒー店
23 AIBO
24 大観覧車
25 健康エコナクッキングオイル
26 エゴイスト
27 松坂大輔
28 カシオペア(寝台特急)
29 高級ブランド巨艦店
30 「愛する二人別れる二人」

メモ
 携帯でもメールをする、パソコンがコモディティになる。そういう節目の年。カリスマという言葉が見られるようになる。カリスマとは、過剰商品と過剰広告に負けない本物のことか?


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Q02.eメールしておけば、電話はしなくていい?

A.大事な用件のときは、電話で確認を取ります。

 送っても相手が読んだかどうかが分らないのがeメールの弱点です。eメールを送ったら、用件を伝えたと思うのは間違いです。見積書の送付や発注の確認など、大事な用件のときは、電話で、eメールを送った旨や内容の確認を取ります。

 もともとeメールは、面談前の挨拶や面談後のお礼、アポイントの依頼や情報交換に向いています。つまり、実際に会った時のコミュニケーションをより実り多いものにするために使います。本来、eメールは大事な用件を済ますのには向いていないのです。アナログのコミュニケーションを豊かにするためのeメールです。

 情報交換のレベルであれば、返事を待てばいいでしょう。アポイントを取るなど、面談や締め切りに関わる内容の場合は、返事を待ち、1日待っても来ない場合は、電話で確認を入れます。
 見積書や発注など、お金に関わることや添付ファイルで詳細説明がある場合などは、eメールの後、電話をするのが賢明です。これは相手のeメールの利用頻度にもよります。eメールをあまり使わない相手であればあるほど、電話での確認を入れます。


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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1998年)

 やっと作業再開です。『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1998年。

◆1998年

1 『タイタニック』
B:壮大な舞台を限りなくリアルに描いたラブストーリーです。
W:ロマンティックな舞台でこの世ならざる恋愛を生きる女性の映画を観たい。

2 iMac
B:いままでにない透明感があって柔らかでカラフルなパソコンです。
W:デザインのいいパソコンを使いたい。

3 外貨建て金融商品
B:高利回りで、購入・売買が自由な外貨預金です。
W:利率のいい金融商品がほしい。

4 麒麟淡麗<生>
B:うまみのある発泡酒です。
W:美味しい発泡酒を飲みたい。

5 中田英寿/サッカーW杯
B:国際舞台で活躍できるサッカー選手です。
W:世界的な水準で競える選手を応援したい。

6 バイオノート505(B5薄型銀パソ)
B:銀色で薄くてデザイン性のあるノートパソコンです。
W:おしゃれなノートパソコンがほしい。

7 ウインドウズ98
B:より速くインターネットできるOSです。
W:もっと楽しくインターネットしたい。

8 65円バーガー
B:いつもの半額でハンバーガーを食べられます。
W:なるべく安くハンバーガーを食べたい

9 ファインピックス700
B:いままでになく安く、高画質でデザイン性に優れたデジカメです。
W:おしゃれで高画質なデジカメがほしい

10 東京電話
B:いままでにない安さで電話することができます。
W:料金を気にせず、長電話したい。

11 B'zTheBest"Pleasure""Treasure"
12 桃の天然水
13 ポケットボード
14 スカイマークエアラインズ
15 プリウス
16 サントリー膳
17 資生堂オードクリア
18 平面ブラウン管テレビ
19 アサヒスーパードライスタイニー
20 ミスター・ピーン
21 金城武
22 キューブ
23 携帯電話のパッケージ料金
24 ポケットピカチュウ(歩数計ゲーム)
25 『ダデイ』/『大河の一滴』
26 キヤミソール
27 ポストペット
28 インド映画
29 リスク細分型保険
30 国内アウトレット

メモ
 65円バーガー、東京電話と、デフレ時代にふさわしく価格破壊の商品がヒットしている。ただ、それだではなく、iMac、バイオ(パソコン)、ファインピックス(デジカメ)は、デザイン性が、淡麗はうまみが、付加価値になって、商品カテゴリーが高度化しているのが分かる。『タイタニック』へのウォンツは、上位層をたどっていくとどうなるだろう。せちがらい現実を忘れさせてくれる映像美に浸りたい。あるいは、女性の時代の到来を実感させてほしい。だろうか。



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Q01.一番、気をつけなきゃいけないことは?

A.宛先を間違えないことです。

 本当は、困ったら見るのではなく、困る前に知ってほしいのですが、eメールで一番、起きやすいミスは、宛先間違いです。
 eメールの場合、そもそも送られていないこともあれば、送るべき方とは違うお客様に送ってしまう可能性もあれば、私用の中身のものをお客様に送ってしまう可能性もあるわけですから、慎重に操作しなければなりません。とはいえ、キーを打つだけで簡単に送れてしまうので、注意するといっても、怠りがちなもの。
 そこで、下記のことを行います。

1.メールアドレスは、eメールを送る時、直接、入力するのではなく、あらかじめ登録しておく。
2.連絡先(アドレス帳)に登録するときは、表示名(宛先名)をフルネームで書いておく。(送信者を選択するときに、メールアドレスではなく、名前で確認することができます。)
3.送る際には、駅員さんが指差し確認をするように、宛先のアドレスを確認するアクションを入れる。
4.また、メールソフトのBecky!のように、「送信」ボタンを押すと、「宛先の確認」メッセージを出すことができるものもある。


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『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』 はじめに

 先日、ebookjapanで出した『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』の全100コンテンツを、これからこのブログで紹介していきます。eメール上手を極める参考にしてください。また、こんな場合はどうしたらいい?という疑問・質問をお寄せいただけると嬉しいです。Q&Aに反映させます。

 ◆◇◆

 はじめに

 この本は、仕事の最中、eメールの書き方に困った時、さっと開いて、悩みを解決するために作られた電子書籍専用のeメールコミュニケーションガイドです。
新入社員向けに、「ビジネスeメールで失敗したこと、困ったこと」についてアンケートした結果や、eメールコミュニケーションのセミナーで、参加者からいただく疑問、質問を、100の質問と回答(Q&A)に整理しました。

 質問と回答は、1ページ1Q&A形式にしているので、気になるページを開けば、そこを見るだけで回答が得られます。
 質問(Q)は、eメールを書く時の「発信編」と返事を書く時の「返信編」に分かれています。「発信編」は、「基本」「構成」「読みやすさ」「用件の書き方」「CC、BCCの使い方」「ケースバイケースの工夫」。「返信編」は、「基本」「ネガティブメールへの返し方」「問い合わせへの対応の仕方」の各項目に分かれています。
 まず、目次を見て、解決したいQ(&A)を見つけたら、クリックして該当するページに飛んでください。また、困った時だけでなく、時間のある時に、一度、本文に目を通しておくと、eメールコミュニケーションの全体観がつかめます。
 いまや、仕事を進める上で欠かせなくなったeメールコミュニケーションのリテラシーを身につけて、仕事をスムーズに進めましょう。


 電子書籍 >>> 『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』

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『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』を出しました。

 先日、ご案内しましたが、『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』を今日、発行しました。


 ◆ 『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』


 ビジネス書の電子書籍は、まだまだ未知数ですが、「eメールの書き方」というテーマは、困ったときに本をその場で開くのは恥かしくても、デスクトップ上だったらいいんじゃないか。そんな風に想像してみたんです。

 新入社員向けに目線を合わせていますが、自己流でやっているのでこれでいいのか、という方にも合うと思いますので、よかったら見てください。

 どんな「Q」があるかは、表紙に吹き出しで少し入れているのですが、店頭だとどうやら見えにくいですね。立ち読み機能を使えば、はっきり見えますが、せっかくなので、ここでも紹介いたします。ポップアップすれば、見えるでしょうか。


Emailqa

















 本には、eメールの質問ができる質問券をつけました。eメールで質問を受け付けようと思っています。よろしくお願いいたします。

 ではでは。



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“eメールの書き方”の本を出します

 この1月18日に、eメールの書き方をガイドする本を出します。それも電子書籍のみで、電子書籍市場「ebookjapan」の店頭に並びます。『10年商品をつくるBMR』と同じ市場です。

 ◆ ebookjapan ◆

 電子書籍のみで出そうと考えた理由は二つあります。

1)電子書籍で反響があれば書籍化する。

 いわゆる電子書籍で、テストマーケティングできないかという問題意識です。

2)電子ビジネス書のカテゴリーをつくる。

 もうひとつはテストマーケティングなんて言わずに、電子書籍のビジネス書のカテゴリーを成り立たせることはできないかという問題意識です。

 電子書籍で市場が成立しているのは、コミック、セクシャル、ビジュアルの3領域(CSV?)と言われています。これは事実だと思いますが、電子書籍を読むビューアーが見やすくなっていること、また、無線LAN環境でノートPCを室内で見れるビジネスマンが増えていること。この2点の環境変化から、ある種のビジネス書は電子書籍でも見るのではないかと考えました。

 今回のeメールの書き方をテーマにした本は、『困ったときに見るeメールの書き方Q&A100』としています。電子書籍なので、しっかり「読む」というより、コミックのように「見る」という感覚で開いてほしいと思ったのです。コミック仕立てにしているわけではありませんが、1ページに1Q&A完結で、めくる必要なく、問題を解決するという形式にしています。
 Q&Aは、新入社員にアンケートとり、「ビジネスeメールで失敗したこと」の実態に合わせて組んでいます。

 電子書籍で販売を始めますが、このブログにも毎日1コンテンツずつ、掲載していきます。販売促進のためもありますが、ブログ公開と電子書籍販売にどんなつながりが生まれるか、関心があります。もちろん、全く無関係なのかもしれませんが。

 ただ、ブログにコメントや質問をいただければ、それをもとに電子書籍の更新(バージョンアップ)も図っていきたいと思っています。なにしろ、在庫を持っていませんので、コストがあえば、更新もしていけるはずですから。

 そんな実態も時折、報告していければと考えています。18日にもう一度、お知らせするつもりです。

 ではでは。



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モラタメでたくさんの応募をいただきました

 モラタメの本プレゼント企画で、『なぜ、キリン・ザ・ゴールドは求められるのか?』にたくさんの応募をいただきました。たしか、今日辺り、本の発送と聞いていますが、応募してくださったみなさん、本当にありがとうございます。でも、700人以上も手を挙げてくれたのに、20冊しか用意できなくてごめんなさい。

 モラタメ

 いただいたコメントやトラックバックの記事は全部拝見させていただきました。

 わたしも、本がどう受け止められるのかという視点で、コメントしてみたいと思います。


よく知ってる、試したことのあるものについて
他のみんながどういう風に感じているのかという事が
わかるのは楽しいかもしれないですね…・

 はい、それが分かる内容になっています。みんなはどう感じているのか、知りたいですよね。

マーケティングといっても、「売り方」じゃなくて その前の段階の「売れる商品の作り方」の本なんですね

 ヒット商品から、新商品の作り方のヒントを掴もうとする本です。


難しい雰囲気はなさそうだし(笑)
キリン・ザ・ゴールドをより美味しく
飲みたいので ぜひ読んでみたいです

 キリン・ザ・ゴールドがより美味しく飲めること、請け合いです。「難しい雰囲気」はできるだけ消したつもりではあるのですが。(^^;)


景気が悪いので、うちの自営業も業績が悪いのですが、「なぜ、キリン・ザ・ゴールドは求められるのか?」の中から、業績を持ち直す為の何かのヒントを得たいと思います。

 自営業の方の課題には応えているわけではないですが、何かのヒントになればと願います。


単にキリン・ザ・ゴールドがなんでおいしいのか、おいしさのうんちくを語るための本として読むもの面白いかもしれないですね。

 ええ、ええ、そういう読み方、アリと思います。


キリン・ザ・ゴールドをテーマに、「生の声マーケティング」。
ドゥ・ハウスの視点はいつも面白いと思います。

 ありがとうございます。


キリン・ザ・ゴールドは大好きで、ちょっと特別なときに選んでます。
これを読んで飲めばもっと美味しくなるかも^^

 イエス。そうです。わたしもそうでした。


アイデアが出てこないほど、衰えたこの頭…。
読んで頭を活性化したいですぜ。

 活性化しましょう。(^^)


大好きなキリンビールを呑みながら、
なぜ、キリン・ザ・ゴールドは求められるのか?について、
熱~く語る男どもの姿が今か目に浮かびます

 わたしも目に浮かぶようです。そんな風に読まれても嬉しいですね。


こういう、実際の企業の努力とか、
どうやってこの商品ができたかみたいな話って好きです。
おもしろいですよね。

 企業努力の話ではないんです。誤解を生んでしまったみたいでごめんなさい。


キリンさんが私たち利用者の声をどんなふうに商品に生かしてくれているのかが知りたいです。書いてあるかな...?

 ごめんなさい。それは入ってないです。あくまで、消費者の生の声から、商品の魅力を浮き彫りにした本です。


ちょっと…欲しいです(笑)。
マーケティングにはあまり興味はありませんが、「キリン・ザ・ゴールドをより美味しく飲みたい方」には惹かれます。
お酒の席で盛り上がりそうですね。

 ええ。盛り上がってください。(^^)


キリンザゴールドは何故飲まれるのか?
キリンの歴史もそうなんでしょうが「美味しい」のと「やっぱり発泡酒では物足りないのねん」と「月イチのご褒美」って感覚ではないでしょうか?

 当たり!です。


キリンといったらラガーだった私ですが、いい時代に大人になったと思います。
なくなった祖父が飲んでたラガーのビンビールが思い出ですが、
缶が主流の今では、そのおかげでいろんなデザインのラベルが見られます。
中身の味はもちろん大事ですが、見て満足できるものって、そうそうないんじゃないかと思いますよ!
キリンザゴールドは、シャンパンでも入っていそうな雰囲気が私はダイスキです。

 ああ、この声は「生の声」のデータにそのまま入れてしまいたい価値ありです。ありがとうございます。


ビールだと思ったら本だった。この名前のままビールを出したら売れそうな気がする。

 なるほど! それもありますね。


幼少のころ、祖父が晩酌するのを横目にしてました。まだキリンの瓶が主流だった頃です。長年、キリンを見続けてきましたからワタシもキリン党。正直ビールは水代わりのようにしゅぽっつ、しゅっぽっつっとPCをしながら缶が開きますね。よなよなひとり晩酌で飲んでしまいます。そんなキリン。特にザ・ゴールドはなぜに求められるんでしょう?私の心のうちに秘めてるものを同じ事がきっと書いてあるのかな?気になる本です。

 幼少のエピソードをお聞きすると、「同じ事」がきっとあるような気がします。


キリン・ザ・ゴールドはビール業界に久々に登場した、ビールかな,と思っていたら,それを解明するかのごとく,解説本(?)が登場.ビックリしました.以前,「10年商品をつくるBMR」を読んでいるので,それ以上にさらに具体化した内容かと思っています.ヒット商品は偶然産まれるのではなく,綿密にリサーチされた結果でもあると言う証明,理数系の論理好き,理屈好きの私は興味あります!

 「解読本」ていいですね。理数系的に分析したものではないのですが。


この本のタイトルには、自分なりの答えがあります。それは、今の日本が本物志向になってきたからだと思います。お酒はもともと大好きですが、私もここ数年、ビールのルーツを探り、麦芽とホップだけの「本当の」ビールを知ってから、いかに今まで消費者だましの商品が多かったか気づかされました。これは、食べ物だけでなく、すべての事に当てはまると思うので、この本を読んでみたいです。

 はい。当たり!です。


消費者の声って、とても大切ですよね。表紙もかわいくて面白いので興味があります。

 ありがとうございます。手に取りやすい装丁・イラストを、と考えました。


難しい経済関連の本は全く読む気が起こりませんが、身近なヒット商品のマーケティングについて書かれているようなので、読んでみたくなりました。たまにはこういう本も読まないと、年を取るにつれ、簡単・楽なものばかりに流れて行ってしまいそうで・

 なるほど。たしかに、トレーニングぽく読むには適している気がします。


「キリン・ザ・ゴールド」美味しいですよね!ビールらしい苦味がきちんとあって、発売以来、夫婦でファンです。
マーケティング分析の本は、時代の世相を反映した内容なので、興味深いです。今はさしずめ、「企業の偽装事件が相次いでいる中、消費者はより本物を求めている」・・・なんてところ!?ぜひ読んでみたいです。

 わたしは最近、それに思い至ったところです。「偽」に対して、たしかに消費者ニーズは、「品格」へと動いていましたね。


 声を寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございます。
 今後の本づくりに生かしますです。



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「凄く、楽しい本」

 『10年商品をつくるBMR』の感想をいただきました。
 「凄く、楽しい本」とありました。

 「読んでいて嬉しくなっちゃった!」と。

 ん~、ありがたい感想ですが、この本がどうして「嬉しくなるんだろう」。不思議です。
 そう思って読み進めると、

ほんとに 現場でマーケティングをしている人達は 素敵です。 |ヤマサの人も カルビーの人も  物凄く会ってみたくなりました。

 とあり、これなら合点がいくと思いました。
 マーケターの製品開発をめぐる「生の声」は、子育てにも似て、商品への愛情に溢れているから、話を聞いている方も、愛情をもらえるんですね。それはよく分かります。

 この方は、去年、金髪のヤンママが赤ちゃんにかっぱえびせんを食べさせているのを見て、こいつ何を考えているんだと、一人で怒ったけど、あとで赤ちゃん用のかっぱえびせんがあるのを知ってびっくりしたそうです。誰もが知っているかっぱえびせんならではのエピソードですね。

 嬉しい感想文のご紹介でした。

 さて、『10年商品をめぐるBMR』は、書店以外では、「アマゾン」と「eBookJapan!」で買うことができます。
 「アマゾンは、1600年。「eBookJapan!」は500円(2008年1月12日まで)です。
 なんか、こう書くと、一物二価みたいですが、本と電子書籍の違いです。


 『10年商品をつくるBMR』

 ◆書籍バージョン   1600円(税抜き)
 ◆電子書籍バージョン 500円(税抜き)



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『10年商品をつくるBMR』を電子書籍化しました

 『10年商品をつくるBMR』を電子書籍化しました。
 「eBookJapan!」に出ています。


 『10年商品をつくるBMR』(電子書籍)


 年末に「ebookjapan」の店頭に並んだので、出したてのホヤホヤです。
 目下、ありがたいことに、総合図書週間売上ランキングの3位につけています。
 よかったら見てやってください。

 いま、500円(税抜き)ですが、これはオープニング価格で、12日からは700円(税抜き)になります。のんびり構えていたら、500円の期間終了が目前に迫ってきたので、慌ててご案内しています。ごめんなさい。

 電子書籍。いままで、関心はあるものの電子書籍で読むという行為の実感が湧かなかったのですが、「ebookjapan」のビューアーをダウンロードしてみたら、見やすいのにびっくりして、電子書籍化に踏み切りました。『働きマン』など、ぼくはここの立ち読みで知ったくらいでした。(^^;)

 そうそう。『10年商品をつくるBMR』(電子書籍)も立ち読みできるので、見てください。



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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1997年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1997年。

◆1997年

1 たまごっち
B:いつでもどこでもペットを育てられます。
W:気軽にペットの面倒をみたい。

2 『もののけ姫』
B:もともとの人間と自然の関係を描いています。
W:生きる力を感じる作品が観たい。

3 『失楽園』
B:中年の男女の性を描いています。
W:大人の性を追求した作品を読みたい。

4 ロスタロット
B:顔のラインを引き締めます。
W:小顔になれる化粧品がほしい。

5 国内線マイレージ
B:飛行機に乗るとポイントがたまります。
W:飛行機に乗って得したい。

6 タイガー・ウッズ
B:最年少で世界一になったゴルファーです。
W:すごいゴルフを観たい。

7 ポケモン
B:ポケモンで遊べます。
W:ポケモンのゲームをしたい。

8 ポータブルMD
B:自分で編集した音楽を聞けます。
W:自分専用の音楽を聞きたい。

9 PM-700C(インクジェットプリンタ)
B:写真をきれいにプリントできます。
W:現像しないで写真をきれいに印刷したい。

10 高画質デジタルカメラ
B:いままでより高画質です。
W:きれいに撮れるデジカメがほしい。

11 チャイドル
12 電話料金割引サービス
13 肩出しファッション
14 キティちゃん
15 消費者金融の郊外型自動契約機
16 サブノートパソコン
17 キシリトール・ガム
18 DCR・TRV7
19 ねるじえら
20 デジキューブ
21 サプリ
22 秋田新幹線rこまち
23 グアム・サイパンツアー
24 赤ワイン
25 ベルギーワッフル
26 YAMAHAピーノ
27 ハイブリッドミルキー
28 ガーデニング
29 DVDカーナビ
30 有機野菜(メニュー)


メモ。
 変化の時を告げるかもような1996年とは打って変わってことごとく内向している。消費者のウォンツも時代の波をもろにかぶっているのが分かるようだ。というより、時代の波を忠実に映しているのが消費者ウォンツだ。
 1位から3位まで、ある意味で、生き死にに関わることがテーマになっているのが面白い。ぼくは、90年代は、「性」が屹立した年代だと思っているのだけれど、それは、91年のヘアヌード写真集、95年の「私、脱いでもすごいんです」、と来て、97年、『失楽園』に引き継がれている。



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ウォンツ・マップは描けるかメモ

 ウォンツマップは描けるだろうか。消費者のウォンツはどうなっているか。それを、共時軸で把握するために。
 1996年のヒット商品で試みてみる。
 前作業として、個々のウォンツのつながりを見いだすために、抽象化して、図示してみよう。


◆1996年

1 インターネット
W:インターネットしたい。

W1:世界中とつながりたい

2 携帯電話/PHS
W:電話をしたい。

W1:誰かとつながりたい

3 インポートブランド
W:ステータスになるファッションがほしい。

W1:富裕者気分に浸りたい

4 地ビール
W:地ビールが飲みたい。

W1:知らない美味を味わいたい

5 デジタルカメラ/デジタルビデオカメラ
W:ホームページで画像を公開したい。

W1:自分の作品を表現したい

6 白モノ家電
W:健康的で清潔な掃除機/洗濯機がほしい。

W1:無菌化したい

7 携帯情報端末
W:電車や喫茶店でパソコンを操作したい。

W1:状況を確認したい

8 プリント倶楽部
W:友達と写った写真を集めたい。

W1:つながりを確認したい

9 lSDN
W:早く快適にホームページが見たい。

W1:すぐにつながたい

10 懸賞ブーム
W:現金やプレゼントがほしい。

W1:もらいたい


11 ホンダRVシリーズ
12 安室奈美恵
13 APS対応カメラ「IXY」
14 『ロングバケーション』
15 高性能ノートパソコン
16 マンション間取り変更プラン
17 タカシマヤタイムズスクエア
18 MDプレーヤー
19 アバガードM
20 ビオレ毛穴すっきりバック
21 アサヒスーパードライ
22 ミニ四駆
23 VICS対応カーナビ
24 ナイキ「エアマックス」
25 薬用石鹸
26 ノンシュガー食品
27 重度慢性病保険rVガード」
28 『脳内革命』
29 パーフェクTV!
30 チタンドライバー


■1996年ヒット商品10に見るウォンツ・マップ
Wantsmap1996_2















 個々のウォンツのつながりはラフだが、こうして見ると、1996年、いかにコミュニケーション欲求というか、関係欲求が爆発したかが分かる。

 ウォンツ・マップを、共時的に描ければ、現在の消費者のウォンツの広がりが把握できる。
 そして、これを通時的に描ければ、消費者ウォンツの浮き沈みが把握できる。この浮き沈みは、いいかえれば、流行のことだ。

 ※ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1996年)



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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1996年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1996年。

◆1996年

1 インターネット
B:世界中に情報を発信できます。
W:インターネットしたい。

2 携帯電話/PHS
B:いつでもどこでも通話ができます。
W:街角で場所を選ばず電話をしたい。

3 インポートブランド
B:海外の輸入高級ブランドです。
W:ステータスになるファッションがほしい。

4 地ビール
B:地域発のビールを身近に飲むことができます。
W:地ビールが飲みたい。

5 デジタルカメラ/デジタルビデオカメラ
B:より安いデジタルカメラ(ビデオ)です。
W:ホームページで画像を公開したい。

6 白モノ家電
B:空気清浄器や抗菌ステンレスの洗濯機/掃除機です。
W:健康的で清潔な掃除機/洗濯機がほしい。

7 携帯情報端末
B:携帯できるパソコンです。
W:電車や喫茶店でパソコンを操作したい。

8 プリント倶楽部
B:写真がすぐにシールになります。
W:友達と写った写真を集めたい。

9 lSDN
B:いままでより高速でインターネットができます。
W:早く快適にホームページが見たい。

10 懸賞ブーム
B:応募するとプレゼントが当たります。
W:現金やプレゼントがほしい。

11 ホンダRVシリーズ
12 安室奈美恵
13 APS対応カメラ「IXY」
14 『ロングバケーション』
15 高性能ノートパソコン
16 マンション間取り変更プラン
17 タカシマヤタイムズスクエア
18 MDプレーヤー
19 アバガードM
20 ビオレ毛穴すっきりバック
21 アサヒスーパードライ
22 ミニ四駆
23 VICS対応カーナビ
24 ナイキ「エアマックス」
25 薬用石鹸
26 ノンシュガー食品
27 重度慢性病保険rVガード」
28 『脳内革命』
29 パーフェクTV!
30 チタンドライバー


メモ。
 インターネットがヒット商品の構造を変えた年だということがよく分かります。ここで爆発したのは、消費者のコミュニケーション欲求だと思います。11年経った現在でも、その可能性は、まだ途上にあります。
 携帯電話は、もともと、電話機から受話器のみを切り出した、「部分の全体化」として成り立っていますが、これ以降、携帯(電話/情報端末)は、「全体の部分化」として、あらゆる機能を包含する方向へ向かいます。



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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1995年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1995年。

◆1995年

1 マルチメディアパソコン
B:インターネットのできるパソコンです。
W:インターネットできるパソコンがほしい。

2 携帯電話
B:これまでよりさらに安く携帯電話が使えます。
W:携帯電話がほしい。

3 オデッセイ
B:ミニバンのRVです。
W:家族で出かけられる車がほしい。

4 プレイステーション
B:豊富なソフトの揃ったリアルな映像のゲームです。
W:大人も楽しめるゲーム機がほしい。

5 ディオール スヴェルト
B:塗るだけで痩せるボディジェルです。
W:楽に痩せられるものがほしい。

6 海外通販
B:海外の商品の通販です。
W:海外ブランドの商品がほしい。

7 小室哲哉プロデュース曲
B:小室哲哉がプロデュースした曲です。
W:小室哲哉が手がけた曲が聞きたい。

8 免震マンション
B:地震の揺れを減らすマンションです。
W:地震に強いマンションがほしい。

9 PHS
B:携帯電話より安く通話できます。
W:携帯電話より安い携帯型の電話がほしい。

10 ワイドテレビ
B:横長の画面でテレビが見れます。
W:TV番組を迫力のある画面で観たい。

11 スノーボード
12 日清スバ王
13 クイックルワイパー
14 発泡酒
15 ハワイファミリー旅行
16 トヨタカード
17 消臭食品
18 パチンコ
19 見えるラジオ
20 カシオQV-10
21 外貨預金
22 “痩せる石鹸”
23 さくら銀行Can
24 防災グッズ
25 Jラップ
26 Ckカルバン・クライン
27 ボディボード
28 イタリアンブランド
29 通信カラオケ
30 マクドナルド「バリュー価格」


メモ。
 「価格」が価値を代表する商品が主流になるのは、1994年で終わり、1995年は新しい価値の台頭があるのが分かる。それは、「マルチメディア」の名で登場するインターネットです。マルチメディアはもはや死語に近いけれど、インターネット的なものの露払いの役割は果たしたかもしれない。

 ぼくは商品のことをよく知っているわけではない。この年のヒット商品の解説文は、ヒットの由来に触れていなくて、ベネフィットやウォンツを考えるのに難渋しました。でもよく考えるとそれだけではなかもしれない。この年は、阪神大震災と地下鉄サリン事件が起き、社会は大きな曲がり角を迎えました。その構造変化がヒット商品にも反映されていて、考えにくくさせるのかもしれません。


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ヒット商品のベネフィットとウォンツ(1994年)

 『日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった』をテキストにしたヒット商品のベネフィットとウォンツ。1994年。

◆1994年

1 輸入ビール
B:海外のビールが楽しめます。
W:海外のビールを安く飲みたい。

2 格安PB商品
B:品質のある低価格の家電です。
W:家電を安く買いたい。

3 カーナビゲーション
B:これまでの半額でカーナビが使えます。
W:カーナビがほしい。

4 携帯電話
B:これまでより安く携帯電話が使えます。
W:携帯電話がほしい。

5 低価格米国車
B:国産RVより安いアメリカRVです。
W:アメリカ産自動車に乗りたい。

6 水(ミネラルウオーター、天然水)
B:ミネラル豊かな水です。
W:身体にいい美味しい水が飲みたい。

7 関西新空港
B:関西から海外に旅行できます。
W:関西の空港から海外に行きたい。

8 輸入コーラ
B:海外のコーラが楽しめます。
W:海外のコーラを安く飲みたい。

9 海外ツアー
B:安くで海外旅行に行けます。
W:海外旅行に行きたい。

10 横長テレビ
B:横長の画面でテレビが見れます。
W:TV番組を迫力のある画面で観たい。

11 RAV4(トヨタ自動車)
12 激安ワイン
13 マルチメディアパソコン
14 定期借地権付き住宅
15 「家なき子」(日本テレビ系)
16 ニンジンジュース
17 消音ピアノ
18 CD・G
19 白い水着
20 地域限定ピール
21 焼き立てバン
22 キーパープラン(第一生命)
23 機能性衣料
24 銀座7丁目劇場
25 DHA食品
26 『大往生』(岩波新書)
27 志摩スペイン村
28 すりおろしりんご
29 ソフトジーンズ
30 VR型ゲーム施設

メモ。
 1993年に続いて、「低価格」を価値に感じてウォンツを満たす傾向は続きます。海外のビール、コーラ、旅行、自動車の享受。まるで、不況の最中であることを、戦後の憧れの事物を得ることで忘れようとしているかのようです。一方、新しいカテゴリーの商品として、携帯電話とカーナビが普及期に入らんとしているのが伺えます。この過程は、まさに商品を名指して欲求する段階で、ウォンツ表現も、「携帯電話がほしい」と、身も蓋もなく直接的になります。「どこにいてもすぐにコミュニケーションしたい」とよりニーズ寄りに捉えないと時代の流れがつかめなくなりそうです。「水」が商品になって約20年。ミネラル・ウォーターは、時代のヒット商品にまで成長しています。これは屋久島など、天然自然の宝庫が都市生活者の希求の対象として成長するのと、きっとパラレルでしょう。



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