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遠ざかる「新」と「定番」

 マーケターの方とのディスカッションのなかで、「定番と呼ばれる商品が、一挙に20~30年前のものになって、新商品はフロー化している」という話を伺った。

 ぼくのイメージは、長期不況のなか、コンビニをはじめとする流通圧力が激しく、矢継ぎ早に新商品を投入してったが、それでは消耗戦なってしまう。その反省のもと、最近は、店頭での商品の育成にも力を入れるようになったと、というものだった。

 でも、言われてみれば、不況を脱したと言われても、ちっとも実感は湧かない。その実感に照らせば、とても納得のいくものだ。

 「新定番」が生まれにくくなっている。「新」と「定番」が遠ざかったままなのだ。

 コンビニに商品育成の場は望むべくもない。さりとて、スーパーのその場の役割を担いきれていない。それなら、他のチャネル、身近な顧客と直に接することができる場で、商品をじっくり育てていくしかない。というか、そういう場を確保すべきなのだろう。

 そう考えると、思い浮かぶのは、やはりインターネットだ。ネットは、顧客をネットワーク化し、対話するのにいい。むしろ、そのためにあるような空間だ。そういう意味で、商品育成の格好の場なのだと思う。



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