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殿、様、さま、さん。

 先日、eメールコミュニケーションの研修をした参加者の方から、どうして「殿」はいけないのですか? と質問がありました。その方は、宛名に、「○○部長殿」と社内であれ社外の方であれつけるが、それがどうしてだめなのか、と疑問に感じたわけです。

 で、それは誤解なので、「『殿』でなくてもよいと言ったつもりで、『殿』ではないけないということではありません」と、謝りました。

 実は、その方だけではなく、研修に参加したその企業の方ほぼ全員が、「殿」を使っていました。そこで、ぼくの言い方は、「殿でなくても」と、語気が強くなってしまったのかもしれません。

 ぼくはふつう、

 お客様には「様」。信頼関係があるお客様には「さま」。社内の同僚には「さん」、

 と案内しています。

 そう言うぼくのガイドには、そもそも「殿」が入ってなかったのですね。

 でも、eメールには「文書」と「会話」の幅があり、「文書」に寄れば、「殿」のオプションが生まれることに、改めて気づいたのでした。

 まぁ、そうは言っても、eメールは、会話のリズム感が生きるコミュニケーション手段ですから、なるべくフラットにフランクにいきましょう、と、そう言いたいわけです。

 先日の研修に参加された方のなかから、お客様であれば「○○様」、社内であれば「○○さん」と書く方が登場したら、とても新鮮だろうなと思うのでした。



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6.eメール上手になろう」カテゴリの記事

コメント

いつも拝見しています。「殿」は、目下の人や同期なそ、それも親しい間柄に限って用いると理解してきました。おそらくその会社の方が社外の方に対して「殿」を使っている場合、何割かの割合で気を悪くされているような気がします。

投稿: tropicalmandara | 2007/12/14 02:00

tropicalmandaraさん、コメントありがとうございます。

ああ、そうですか。この場合は、「殿」は愛称ではないけれど、親しみ、冗談の表現になってるんですね。わかります、この感覚。

メールといえども、というか、メールなのに、というか、企業内のやり方が根強いのにはびっくりさせられます。

投稿: 喜山 | 2007/12/14 18:48

「さん 様」をGoogle検索してたどり着きました。
「様」と「さま」に区別をつけているのが興味深かったです。
確かに堅く距離感のある「様」が「さま」になると、より柔らかい丁寧な感じがします

読んでいて下の部分がちょっと混乱しました。

>先日、eメールコミュニケーションの研修をした参加者の方から、どうして「殿」はいけないのですか? と質問がありました。
どういう場合に使う「殿」はいけないのか、状況や相手についてが分りにくかったです

>で、それは誤解なので、「『殿』でなくてもよいと言ったつもりで、『殿』ではないけないということではありません」と、謝りました。
これは単に誤字ではないかと

投稿: あお | 2012/05/18 15:13

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