« 商品と商品への声 | トップページ | 「囲い込み」から「飛び込み」へ »

「AIDA」から「SEAP」へ

ダイアログ・マーケティングにおける消費者行動は、
従来のモデルやその修正版では説明が困難であり、
新しいモデルを提案したい。SEAPと略称する。

 S(Search) 検索
 E(Estimate) 評価
 A(Action) 購買行動
 P(Post) 投稿

従来モデルの原型であるAIDAは、
注目を引き、関心を持たせ、欲求を喚起し、行為を引き起こす、
というように、マーケターが消費者を操作可能な対象
と見なすことにより成立している。

ダイアログ・マーケティングでは、主役は消費者である。
主役の場となるウェブコミにおける消費者行動に注目すると、
マスメディアによる認知を起点としない
消費者行動を観察することができる。

まず、「検索」し、ブログや評価サイトで
商品の認知や理解を通じて「評価」し、
「購買行動」を起こす。そして購買後に、
商品感想をブログや掲示板に「投稿」しクチコミの素材を提供する。

こうした「検索」起点の消費者行動を
その頭文字をとって、SEAPと名付ける。

SEAPは、ウェブコミを介して発信主体となった
消費者の行動に着目してモデル化しているので、
消費者一般に当てはまらないように見えるかもしれない。

しかし、「検索」や「投稿」を「人に聞く」、
「人に伝える」と置き換えれば、
それは従来からふつうに見られる消費者行動であり、
実は全く新しい行動型というわけではない。

インターネットが主体的な消費者行動の場を用意し可視化したので、
そこにモデル化の契機が生まれたのである。
そこで、SEAPはウェブコミ内に限定せずに普遍化できると考える。


「ダイアログ・マーケティング仮説 8」

|

« 商品と商品への声 | トップページ | 「囲い込み」から「飛び込み」へ »

3.ダイアログ・マーケティング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「AIDA」から「SEAP」へ:

« 商品と商品への声 | トップページ | 「囲い込み」から「飛び込み」へ »